お花はもらって嬉しいプレゼントに間違いは無いもの。
ですが、花言葉や色が重要視されているために、オーダーするときに失敗しないポイントを押さえておくのが肝要です。
特に最近では新しい色の花が開発されていたりと、これまでの常識以外のこともマナーとして考えておく必要が出てきています。今回は新しい品種で起こりがちな花束プレゼントをするときの注意点を紹介していきます。
くすんだ色の花でも大丈夫?
最近ではかなり多くの色の種類が出ており、その中でもトレンドとしてはブラウンやベージュといったくすんだ色味のお花があります。
これら落ち着いた色合いのバラやカーネーションは近年流行しているお花のお色になりますよね。自分で購入してアレンジメントに利用している方も多いのではないでしょうか。
おしゃれなお花ではありますが、花ギフトをプレゼントするときには注意してください。
くすんだお色の花は特に年配の方から誤解を受ける可能性があります。
くすんだ色は一般的ではない
すでにお花好きの中で知られている落ちついたブラウン系や落ち着いたピンク色の花は、特に年配の方にとってはびっくりされる対象となることも少なくありません。
敬老の日や義理の両親に贈ったら「地味な花を贈ってくるとは」と変に勘違いされて不快に思われるかたもいるそうです。
見慣れない方にとって、くすんだ色というのは、新鮮でない花と見えることは知っておきましょう。
枯れた花を贈られたと思われたら、せっかくのお花もウキウキで贈って差し上げたアナタも残念ですものね。
落ち着いた色は使い方に気を付けて贈りましょう
珍しいお花だと認識してくれれば、落ち着いた色の新品種のものも受け入れてもらえます。
すべてを落ち着いた色にすると暗い印象に受け取られるので、色のアクセントに使うのがオススメです。
華やかなお色のお花を際立てるために10~20%に抑えるように入れてあげると立体感も出て、見映えの良い花束ができます。
ブラウン系やベージュ系ならピンクやアプリコットのようなお色の花とあわせると華やかに見えます。
悲しい雰囲気の花束にならないように
やはり年代によって花の好みというのは大きく異なるという点は花ギフトを考えるときには念頭に入れておかねばなりません。
たとえば、母の日ということで爽やかなグリーン系を贈るとしましょう。
グリーン系でブーケや花束を作るときには、定番としてホワイト系の花とあわせるでしょう。
ですが、このグリーン×ホワイトという若者受けしそうなものはお母様にはふさわしくないかもしれません。
息子からすると新鮮さで「元気でいてね」のメッセージのつもりでしょうが、受け取り方によっては「白い花」からお悔やみの供花をイメージするかもしれないからです。
特に男性の場合には、あえて新品種の色や流行に流されることなく定番で攻めるというのも良いのかもしれません。
「白」のほかには「淡い紫」もお葬式などを連想させる悲しい雰囲気にとられかねないお色です。注意しましょう。
体調以上のカラフルさは厳禁
お見舞いや病気から回復されたばかりの体力が低下している方に、必要以上に濃い色の花を贈るのは避けたほうが良いでしょう。
差し上げる側からすると「元気になってね」の意味も、体力が万全でない場合にはエネルギーが強すぎて滅入ってしまうことになります。刺激の強いお色はそれ自体が負担になる可能性があるのです。
特に手術をした直後に真っ赤のバラなどは絶対にNGです。
状況によっては血液に対して恐怖心を持っている方はゼロではありません。穏やかなパステルカラーのお花や優しいイエローなど心が落ち着くものをプレゼントしましょう。
ポカポカ陽気を連想するようなものなら間違いありません。
このように考えると、ピンク色ってどんな場面でも失敗しらずだなと。
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