お花屋さんで自分でお花を取ることができるとき、できるだけ長持ちするものが良いですよね。
まだお花に慣れていない時だと、お花のどこを見て購入すればいいのか分からないと思います。
今回は「長持ちするお花を選ぶときはどこをチェックすればいいか」について、アドバイスをしていきましょう。
新鮮な切り花の特徴は?
健康で新鮮なお花を選ぶのが、長持ちさせたいなら大切なポイント。お花もお野菜などと同じで、瑞々しさがあるものが新鮮になります。
チェックポイントとしては、
- 花の付いている茎がしっかりしていること
- 花をささえるガクがピンと張っていること
- 葉っぱの先までしっかりと張っていること
特に茎やガクが変色しているものの場合には、他のものよりも傷みが早いので注意しましょう。
弱り始めているお花ってどんな?
新鮮なお花の特徴がわかったところで、弱りかけているお花の特徴もお伝えしておきます。
まずは、葉っぱの状態。黄色く変色してしまっているものは、切ってからの時間が経っていることを示します。
また、お花の付け根の緑がややくすんで茶色みを帯びてきたら、弱っている可能性があります。他のお花と比較して色を確認しましょう。
お花の開き方も鑑賞期間に合わせて
お花を勝手からいつ見ごろを迎えて欲しいのかを意識する必要があります。
来客に合わせて新鮮なお花を買いたいというときには、ちょうど見ごろを迎えているお花を選べば良いと思います。
ただ、自分で楽しむためというのであれば、数日後にお花が最盛期となるものを購入すると長く楽しむことができるようになります。
最盛期を過ぎたお花はどんな見た目?
お花が開ききって見ごろを過ぎるたときのお花の状態を見極めましょう。
これは種類によりますが、芯のめしべが開いて花粉が出始めているものはすでに最盛期を過ぎていると判断してよいです。
すべてのお花が開いているものではなく、つぼみが入っていたり開きかけが見て取れるものを選ぶようにするとより楽しめます。
長持ちさせるお花のメンテナンスも大切
新鮮なお花を買って帰っても、日々のケアを間違ってしまうとお花は萎れてしまいます。
重要なポイントは、「お水の管理」「1~2日ごとの切り戻し」となります。
お花を長持ちさせるには、常に清潔な状態に保つようにしなければなりません、お水を毎日交換するのが良いですが、これも雑菌の繁殖を進めさせないためなのです。
雑菌は切り口の状態を悪くし、水の吸い上げを阻害します。
お水を交換するときには、濁りやぬめりがないのかをチェックしましょう。また、特に夏場なのですが、花瓶にも雑菌が残りやすいです。お水を帰るときに内側も洗剤などを使って綺麗にしてあげましょう。
上手な切り戻しのポイント
切り戻しをするときには、花ばさみを使って茎の端の方をきります。
少なくとも変色した部分は除くようにし、切り口から3cm程度切るようにすると良いです。もともと短いお花の場合には、バランスが崩れない範囲で行えばよいです。寿命こそ短くなる可能性が上がりますが、美しさも重要ですからね。
また、使用するはさみも清潔に。使い終わったものはちゃんと洗うようにし、定期的に漂白剤などを使って除菌をしましょう。