開店祝いのスタンド花って役目を終えた後どうすればいいの?

開店祝いのスタンド花って役目を終えた後どうすればいいの?

お店の開店祝いやイベントなどで、華やかに雰囲気を盛り上げたスタンド花ですが、その後はどうなるのでしょう。贈った側もちょっと気になりますね。

もらった側もせっかくの気持ちを無駄にしないようにと、お花の活かし方について試行錯誤している方も多いらしいですね。

今回は、スタンド花のその後の有効活用方法や、残ったスタンド(土台)の処分の方法などをご紹介していきます。

イベント終了後のスタンド花の「お花」と「スタンド(土台)」の取扱い

大きなスタンド花はイベント会場を盛り上げてくれる美しいアイテムですが、華やかな分だけたくさんのお花や大きな土台となるスタンドが使われています。

イベント開催期間が終わると同時にスタンド花もその役目を終えるわけですが、一体どのように処理されているのでしょうか。今回は実際にイベント開催をしている方に事情について聞き取りしてみました。

その結果、スタンド花のお花とスタンドは以下のように取り扱われるそうです。

 

スタンド花のイベント終了後

スタンド花のお花

・美しさが続く限り飾っておき役目を終えたら廃棄

・キレイなうちにお客さんに持ち帰ってもらう

・お花屋さんに回収してもらう

 

スタンド(土台)

・粗大ごみとして回収してもらう

(通常の燃えないゴミとして出すことはできません)

・お花屋さんに回収してもらう

オーソドックスなスタンド花のその後のとりあつかい

スタンド花は、贈る側が注文する際に、配達日と回収日の両方を設定することができるものが多く、この場合、お花をとどけたお花屋さんが指定日に役目を終えたお花とスタンドを両方回収してくれるので、お店やイベント主催者にとってはいちばん手間のかからない方法です。

しかし、地域によっては、注文時に回収日が設定できない場合もあります。その場合にはもらった側が、自分で処分してくれる会社に連絡しなければならない形となります。

以前は、粗大ごみとして地域の回収に出していましたが、エコロジーやリサイクルの観点から、届けたお花屋さんが、回収を希望する場合の連絡先を書いたショップカードをそえてくれることが多くなりました。

必要なくなった時点で連絡すれば、届けたお花屋さんが回収してくれる形となっています。どうしても都合が合わなかったり、連絡先がわからない場合は、お花をとりのぞきスタンド(土台)は粗大ごみとします。

スタンド花のお花を持ち帰ってもらう方法

地域によっては、開店祝いに出されたスタンド花を、縁起のいいものとして、お店に来たお客さんに振る舞うということがあります。お花を持ちかえりたい人は、店主に声をかけ、帰りがけに、スタンド花の花を数本抜いて持ち帰るという形です。

お花が美しい間は数日飾っておくという地域の方が多いようですが、お店の立地やスペースによって早く片付けなければならない場合もあります。イベントでは、開催期間が終われば、どんなにお花がキレイでもお役御免となります。そう考えると、スタンド花のお花を、お客さんや関係者で持ち帰るというのは、とてもステキな方法と言えるでしょう。

ただ、抜いたお花をそのまま持ち歩くというのもお花が可哀想。帰り道でも人目が気になります。お店や主催者のちょっとした心遣いで、スタンド花のお花を持ちかえりやすくする方法をご提案します。

お店やイベントで使うものを利用して持ち帰りやすく

お花を持ちかえるとき、ちょっとした袋と輪ゴムがあると持ち帰りしやすくなります。雨が降ったときのために、使い捨てのポリエチレンの傘袋を用意しているお店やイベントは多いはず。

帰るお客さんに一声かけて、スタンド花の横に用意しておけば、傘袋に入る2~3本のお花を自由に選んで束ねて袋に入れて持ち帰ってもらうことができます。袋は傘サイズで長いので余った部分を結んで調節できますし、かなり長いお花も入れることが可能。一人が持ち帰るお花の数も制限できるので、多くの方に持ち帰ってもらうことができるのも良いですね。

 

オシャレに持ち帰るためのラッピンググッズを用意

お客さんにオシャレにお花を持ちかえってほしいなら、小さな花束をつくるためのラッピンググッズを購入することをオススメします。

お花がキレイに可愛く見えるようにつくられたものなので、自分で花束をつくる楽しみも味わってもらえるでしょう。事前の準備が必要ですが、ネットショップ簡単に手に入るので、開店やイベントの準備品の中に加えて注文しておけば良いので大きな手間はかかりません。

ちょっとした気遣いが、お客さんを楽しませ、好印象を与えることができます。スタッフの手が空いていたら、ブーケづくりをお手伝いしたり、帰りの時間に合わせて先にブーケをつくっておいて持ち帰ってもらうのも良いですね。

 

お花を振る舞うことを前提につくられたスタンド花

贈る側ともらう側が打ち合わせをしっかりできるようであれば、お花を振る舞うことを前提につくられたスタンド花もおススメです。

スタンド花に飾るお花自体に、すでにラッピングされた花束やブーケをつかいます。たくさんの花束を集めて、おおきなアレンジメントを形づくっているスタンド花です。イメージがつかみやすいよう、販売しているショップをご紹介しておきます。

通常のスタンド花を販売しているショップでも、相談に応じてくれる場合もあるようなので、問い合わせてみましょう。

FLOWER GIFT SHOP yuu

画像:FLOWER GIFT SHOP yuu

個別包装を組み合わせて作られたスタンド花の販売をしてくれています。

こちらのお店は2019年9月現在、川崎と横浜近郊のみの受付となっています。とても美しく生けてあるのでこんなサービスが全国で展開してくれたらと願っています。

勝ち花ドットコム

花束で分けられるスタンド花を販売しています。ひとつひとつの花束の主張が強いですが、ステージが終わって渡される側は気兼ねなく受け取れそうです。

 

まとめ

いかがでしたか。スタンド花のその後についてご紹介しました。

贈る側が、スタンド(土台)のその後だけではなく、お花のその後まで考えて、小分けにするラッピンググッズまで購入してプレゼント出来たら、贈り花の上級者。フラワーショップに注文する際に相談してみると、一緒にラッピンググッズを配達してもらえる可能性も。スタンド花をもらった人は、届けてくれたお店をしっかりとチェックして、連絡がとれるようにしておくと安心です。

せっかくのお花ですから、贈る側ももらう側も笑顔になれると良いですね。

 

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