小さなコンサートホールの花を贈るなら、華やかなスタンド花を選ぶべし

小さなコンサートホールの花を贈るなら、華やかなスタンド花を選ぶべし

テレビでとりあげられたり、広く告知されたりするオーケストラなどの大きなコンサートは、じつは、世の中で行われているコンサートのごくごくひと握り。演奏家のソロコンサートや、四重奏・三重奏といった室内楽のクラッシックコンサート、地域密着でおこなわれている小規模な音楽イベントは、毎日、全国各地で数多く行われていて、比較的、席数の少ないコンサートホールが利用されています。

習い事の発表会といったコンサートまで含めると数えきれません。その催しの数だけ、小さなコンサートホールにさまざまな楽屋花が贈られているのです。

席数の少ないコンサートホールの用途

小さなコンサートホールといっても基準があるわけではありません。演奏家の個人リサイタルや室内楽のミニコンサートなどでつかわれるのは、席数600席以下のホールが多いです。今回は、600席以下の会場を小さいコンサートホールとして考えていきます。

有名な演奏家でも地方でおこなうコンサートは、大都市よりも来場するお客さんが少ないので、席数の少ないホールをつかう傾向があります。また、観客との近さを大切にする演奏家の場合、あえて小規模のコンサートホールをつかう方もいらっしゃいますね。

東京近郊だけでも、600席から300席のコンサートホールが50以上も存在しています。もっと席数の少ないホールまで含めると100以上の小さなコンサートホールがあるんですよ。

全国にある公的機関のホールは、大規模な音楽ライブやクラッシックコンサート向けの大きなホールのほかに、講演会や大きな会議などにもつかえる小さめの多目的ホールが併設されている場合が多いのです。こうした小規模のホールは、プロの演奏家のミニコンサートのほか、地域の習い事の発表会といった小さなイベントにも利用されます。

今回は、こういった小さなコンサートホールへのスタンド花の贈り方についてお話していきます。

席数の少ないコンサートホールの特徴

ココでポイントになってくるのが小さなホールの多くが、いろいろな用途をイメージしてつくられているということです。とくに、公共のホールは、大規模災害のとき避難場所にもつかわれる可能性までふくめて、客席数の割合に対して、あちこちのスペースが広くとられている傾向があります。

また、有名な演奏家のクラッシックコンサートなどは、小さな都市のホールをいくつもまわる形でおこなわれるため、1つの会場での公演は短期間であることが多いのです。
地域密着でおこなわれる演奏会なども、長期間公演することはごくまれです。

<具体的な特徴>

  • 客席の収容人数以上のロビーのスペースがある会場が多い
  • ステージの幅も奥行きも広くいろいろなイベントに対応可能
  • 駐車場もある地方のホールは会場入り口前のスペースも広い
  • 多目的ホールは、さまざまな用途を考えて、楽屋となる部屋も広め
  • 公演日数が短め(1日で1~2回公演、ながくても2~3日の場合が多い)

小さなコンサートにこそ大きなお花を贈ってみよう

特徴をふまえて、どんな楽屋花を贈ればいいのか考えてみましょう。

お客さんの数に対して、スペースが広いということは、お花を贈る観客の数は限られているのに、置く場所はたくさんあるということなのです。そのため、スペースを埋めるために出演者自身が、会場にかざるお花を発注するという話も聞きます。出演者が少ない場合は、広いステージに華やかさをプラスするために、ステージ上に置く「壇上花」のために大きなアレンジメントやスタンド花を準備しなくてはなりません。

公演日数も短く小さな会場という印象がつよいため、大きなスタンド花を贈ることをためらってしてしまう人が多いようですが、じつは、飾る場所はたくさんあります。ここぞとばかりに華やかな存在感のあるお花を贈ってみましょう。

搬入時間などしっかり確認する必要がありますが、置くスペースのあるホールでは、厳しい制限もすくなく、良い場所に飾ってもらえる可能性が高いのです。ロビーや会場前のスタンド花は、スペースの広さに負けないものを贈ると喜ばれます。

出演者が身内だったり、関係の深いお知り合いなら、どんなお花が良いか直接本人に相談してみるのも良いですね。「舞台上にお花が必要なら任せて!」と伝えて、当日の衣装の色などもリサーチして、それに合うお花をえらぶことができたら、応援のお花を贈る意味も増しますよね。

小さなホールに大きなスタンド花を発注するときのコツ

スタンド花は大きいほどお値段が高いと思い込んでいる方も多いですか、じつは、スタンド花は「短い期間だけでいいので華やかなものを」「長もちしなくてもいいからなるべく見ためを大きくしてほしい」など、リクエストのできる場合もあるのです。知識豊富なお花屋さんであれば、公演期間だけ見栄えが良いように価格をおさえたお花えらびをして、ステキなスタンド花をつくってくれます。

また、地方ですと、スタンド花をたのむとき選択肢が少なく、ホール近くの同じお花屋さんに誰もが発注してしまい、会場に並んだスタンド花がみんな同じになってしまうなんてことも起こります。ちょっと残念な気分になりますよね。

最近は、ネット注文でスタンド花を贈ることができます。ネットを駆使して、お財布にやさしい大きくオシャレな楽屋花をさがしてみたり、いろいろなリクエストに応えてくれる、全国配送可能なネットのフラワーショップを利用してみるのがオススメです。

⇒楽屋花のネット通販

まとめ

いかがでしたか?贈る場所やイベントの内容によって、楽屋花の事情も変わってきます。

⇒小さいライブハウスへの楽屋花

音楽コンサートだけではなく、バレエの発表会や、俳優さんのひとり芝居なども、小さなホールをつかうこともあります。お花を贈る機会があれば、ぜひ、参考にしてみて下さいね。

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