お花の定期便は「長持ち」でもっと楽しめる|おうち簡単にできる延命法を説明します

お花の定期便は「長持ち」でもっと楽しめる|おうち簡単にできる延命法を説明します

暮らしを豊かにするお花の飾り方として注目を集める「お花の定期便」。お家に居ながらにして、定期的に新鮮なお花が届くという便利なシステム。

お花の定期便を最大限楽しむコツは、届いたお花を「長持ち」させること。次にお花が届くまでお花を保てたら大成功。つねにお家にキレイなお花が咲いている状態になります。

今回は、お花の定期便を長持ちさせることを意識して、お家でできるお花の延命法を説明していきます。

お家で出来るお花の延命法

お花の定期便は、お花屋さんが選んだお花が、週1回届くタイプと、2週間に1度(隔週)で配送されるというものが主流です。

届いたお花を、最低1週間、最大2週間持たせることができれば、1年中、季節のお花が咲いている生活を楽しむことができるわけです。

お花の定期便推奨|届いたお花の管理方法&延命法

多くのお花の定期便には、お花の管理方法や延命剤がついています。

  • 届いたら、お花についている保水剤をしっかり洗い落とす
  • お水の中で茎の下の方数センチを切り落とす
  • 毎日、延命剤を入れた新しいお水に交換して活ける
  • 直射日光は避けて、風通しの良い所に置く
  • 数日に一度は、茎の下を水切りする
    (全体が短くなるので水に触れる葉は切り落とす)

 

届いたときに元気のなかったお花も、しっかり手順に従えば、数時間でお花は復活します。

以降は、その元気なお花をいかにして長持ちさせるかが重要ですね。

 

どうしてお花は枯れるのでしょう?

切り花が枯れる原因の多くは、お花を活けている水に雑菌が繁殖すること。延命剤を入れたお水(延命水)には、雑菌が繁殖しない効果とお花がキレイに咲き続けるための栄養が入っています。

雑菌が繁殖すると茎が腐っています。また、お花の水切りをサボると、せっかくの栄養を吸い上げなくなります。毎日水を変え、茎を切り落とすのは、お花を清潔に保ちながら延命させる、利にかなった管理方法と言えるでしょう。

 

お家にあるものでお花を長持ちさせる方法

お花のお定期便推奨の管理法は利にかなっているとはいえ、延命水をつくるのが面倒くさかったり、忙しくて、毎日はお花の水を交換する時間がないという人もいるでしょう。

中には、届いたお花にばかり気をとられて、大切な延命剤や管理方法の紙などをうっかり捨ててしまったなんて言う人いると思います。

今回は、身近にあるもので簡単にお花を長持ちさせる方法をご紹介しておきましょう。

どうしても毎日お花の水替えができない

毎日の水替えほど効果はありませんが、数日間、雑菌の繁殖を遅らせる方法があります。

10円玉を花瓶に入れておく

10円玉から溶け出した銅イオンには、雑菌の繁殖をおさえる効果があります。新しいキレイな10円玉ほど銅イオンが溶け出しやすいので、光っている10円玉がオススメです。

塩素系漂白剤をいれておく

塩素系漂白剤には強い殺菌効果があります。200mlの水に、ほんの1~2滴で充分。しっかり混ぜてつかいます。入れ過ぎると逆効果になるので、ごく少量を心がけます。

延命剤なしでお花をキレイに咲かせておきたい

延命剤含まれる栄養成分を、お家にあるもので代用することも出来ます。

少量のお砂糖を水に溶かす

お砂糖に含まれる糖類がお花の栄養になります。200mlのお水に、小さじ1杯=約4gのお砂糖が目安です。栄養があるお水は雑菌が繁殖しやすいので10円玉や漂白剤と併用がオススメです。

お水にサイダー混ぜる

サイダーは甘みのある炭酸水。サイダーのシュワシュワの元である二酸化炭素。二酸化炭素は水に溶けてpH4になります。

雑菌は中性でしか繁殖できないので、水が長持ちするのです。また、サイダーの含まれている糖分はお花の栄養になります。水3に対してサイダー1で混ぜると、延命水の代わりになります。

お花を長持ちさせる便利グッズも知っておこう

お花の定期便に延命剤がついてくるのは、それがとっても効果的で便利だからです。

大抵の場合、小袋で液体のものがそえられてきますが、いちいち封を切るのもちょっと面倒くだし、残っても保管が難しいですね。お花の定期便以外のお花もたくさん飾るというタイプの方には、サッと使えるボトル入りの延命剤がオススメ。

また、量の調節しやすい、粉末タイプの延命剤も便利。毎回、計量したりお水に溶かしたりが手間だという人には、花瓶にポンッと入れるだけでお花長持ちというグッズも。

プロが認めるロングセラーのお花の延命剤

お花の延命剤はたくさんの種類がありますが、じつは、その成分はほとんど同じ。

殺菌成分と栄養成分の糖類がメインです。だったら、お花屋さんでも使われている実績のある延命剤を選ぶのが安心ですね。便利なボトルタイプと、粉末タイプをセレクトしました。

「キープ・フラワー」200ml

「キープ・フラワー」は、1972年の販売以来、全国のお花屋さんで使われているというロングセラーの延命剤です。お花のサブスクでも推奨している実力派の延命剤です。

試しに使ってみるなら、まずは200mlボトルから。業務用の2L サイズまで、さまざまなサイズがあるので、飾るお花の量によって選べます。

価格:446円 (税込)

「フレッシュフラワーフード」500ml

若者に大人気の都会的なお花屋さん「青山フラワーマーケット」がプロデュースしたオリジナルのお花の延命剤「フレッシュフラワーフード」はネットでも購入可能。

ボトルデザインがとてもオシャレで、使いやすいポンプ式というのが最大の魅力です。

価格:935円(税込)

「クリザール」小袋粉末(100袋)

世界中のお花の6割が集まるという世界一の花の国「オランダ」で生まれ、長年、各国で評価を得ている延命剤「クリザール」。

液体タイプもありますが、小分けになった粉末タイプは、少量ずつ使えて液体よりも長く保管しておくことができます。

価格:1,400円 (税込)

花瓶にポンと入れておくだけの便利グッズ

計量したり溶かしたりするのがちょっと面倒という人には、花瓶にポンと入れておくだけの、新しいタイプのお花の延命剤がオススメです。

「ココスキープ」12個入り

お水の雑菌を防ぐ、抗菌作用に特化した延命剤です。

栄養成分は入っておらず、銀イオンの抗菌パワーでお水をとにかく清潔に保ちます。

「ココスキープ」は花瓶に入れておくだけで、1か月という長期間効果が続きます。

価格:1,320円 (税込)

お花イキイキシール 32枚入り

「お花イキイキシール」は、はがして花瓶に入れると、シールに染みこませている栄養成分と殺菌成分が水に溶け出しという新方式です。

花瓶にお花を挿すとき、このシールでお花をキレイにまとめるという使い方も出来て便利です。

価格:808円 (税込)

まとめ

今回は、今人気の「お花の定期便」のお花長持ちを意識して、家でできる延命法や、お花の延命グッズなど、豊かなお花生活を成功に導く方法をご紹介してきました。

「お花の定期便」は、定期的にお花が届いて、お家に居ながら季節感を楽しめて、可愛いお花に癒されるステキなシステム。上手にお花を長持ちさせることができれば、このシステムを最大限に生かすことができます。ぜひ、参考にしてみて下さい。

 

 

よくある質問カテゴリの最新記事