胡蝶蘭と呼ばれるお花の種類について知りたい!特徴と意味について

胡蝶蘭と呼ばれるお花の種類について知りたい!特徴と意味について

お祝い事のお花の贈り物に胡蝶蘭は非常に使いやすいですよね。

長持ちして、花びらが落ちたりと場を汚すこともなく、縁起物とお祝い事にはぴったりな条件がそろっているのが人気に秘密。ただ、胡蝶蘭と調べても色々な種類があってどれを贈るのが適しているのか初めての時は不安になるものです。

今回は胡蝶蘭の種類やそれぞれの意味についてお伝えしていきます。

胡蝶蘭の種類と見分け方

胡蝶蘭を見分けるときに、注目するポイントは大きく3つです。

  1. 胡蝶蘭の大きさ
  2. 胡蝶蘭の色
  3. 胡蝶蘭の品種

大きさはさらに「花のサイズ」「花の本数」「輪数」でわけられます。色は白やピンクなどの「カラーバリエーション」。品種は「花の種類」で花びらの形などの違いがでてきます。一見同じような色の胡蝶蘭でも、よく観察してみると他の品種であることもありますので、どの花の形が良いのかしっかり見極めてあげましょう。

胡蝶蘭のサイズやグレードの違いについて

胡蝶蘭の大きさによる名前の違い

大輪とは?

「大輪」は花径が13センチ程度のものをいいます。開店祝いなどでいちばん多くみられるのが大輪のタイプです。気高く優雅な姿は定番として失礼のない贈り物です。ビジネスシーンでよく利用され、豪華さを表現できるお花のサイズになります。

中輪とは?

「中輪」は花径が11センチ程度のものをいいます。お花の大きさは大輪に比べると一回り小さめですが、スペースが少なくても飾ることができるというメリットがあります。カフェやクリニックの開業祝など大きなホールではないお祝い事に適しています。

ミディとは?

「ミディ」は花径が8センチ程度のものをいいます。小ぶりのお花をたくさんつけて可愛い印象があります。形は胡蝶蘭でも一般的なアレンジメントと同じようなプレゼントになります。母の日や父の日などの家族のお祝い事など、自宅に飾りやすいサイズです。

ミニとは?

「ミニ」は花径が4センチ程度のものをいいます。品種改良が進み、ミニサイズの胡蝶蘭が増えています。価格も安く気軽なギフトに向いています。ミニサイズですが長持ちするお花の胡蝶蘭が使われているので忙しい女性へのギフトに喜ばれます。

花の本数による違い

胡蝶蘭の本数を表現するときには「3本立ち」や「5本立ち」という呼び方をします。本数によって価格は違うのですが、使用する場面にも差が出てきます。

もっとも一般的名お祝い事に使用できるのは3本立ちです。大体数万円以内で購入できるものですが、贈るほうもお祝いとして受け取って飾る側も気軽に扱える利点があります。

5本立ちとなると企業へのお祝いのお花など、特に特別なイベントの時に最適です。開業祝や主演俳優さんへの楽屋花などに使用する方が多いです。手軽な1本立ちから10本立ちという迫力のあるものも存在しますので、場面に合わせたお花を選んで差し上げましょう。

1本当たりの花の数「輪数」の違い

輪数とは胡蝶蘭のお花1本についている、つぼみを含めたお花の数のことをさします。一般的には輪数とは鉢全体の「お花の総数」で示されます。例えば、「5本立ち50輪」という表現がされていれば、1本あたりにつき10個のお花がついているということになります。

通常のお祝い事の場合には、1本あたり10個ついている胡蝶蘭が贈り物用の品質のひとつの目安になります。より豪華な胡蝶蘭の場合には14輪と長く美しいものも存在します。特に格式の高い場面のお花でのお祝いのときに利用しましょう。

胡蝶蘭の色の種類の例

胡蝶蘭は品種改良によってさまざまなカラーバリエーションがひろがりました。お祝い事として渡される胡蝶蘭に多く見かけるものは白、赤リップ、ピンクが最も一般的です。

白い胡蝶蘭

胡蝶蘭の中で一番流通しているのが白の胡蝶蘭です。お祝いごとのみならずお悔みなど、さまざまなシーンで応用がききます。失敗のないお花ギフトの代表格。

赤リップの胡蝶蘭

リップとはお花の真ん中の部分のことをいいます。つまり白などのお花でも真ん中が赤くなっている胡蝶蘭のことをさします。白赤リップといったり、紅白といったり、お花屋さんによって微妙に表現が異なります。日本の伝統では紅白はお祝いのときにつかわれます。お悔みのシーンでは気を付けましょう。

ピンクの胡蝶蘭

ピンクの胡蝶蘭には「あなたを愛しています」という花言葉があります。淡い色からパッションピンクまでさまざまなピンクがあります。愛する人への贈り物に人気です。

胡蝶蘭の品種について

ランは日本で230種ほどの品種があり、胡蝶蘭にかぎれば約50種類の品種があるといわれています。その中から3種紹介します。

セミアルバ

赤リップのなかでもいちばん有名な品種です。紅白の組み合わせがおめでたいシーンに適しています。

アマビリス

真っ白なアマビリスはどんなシーンにもなじむ胡蝶蘭です。フォーマルなシーンでよくつかわれる大輪の胡蝶蘭の原種といわれています。

満天紅

濃いピンク色が特徴の満天紅です。イレギュラーにならんだお花が少し幼げで可愛らしい印象があります。

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