出産祝いのお花のプレゼントはタブーがあるので要注意!

出産祝いのお花のプレゼントはタブーがあるので要注意!

大切なお友達に出産お祝いをしたいと考えたとき、「おめでとう、頑張ったね」と声をかけてあげたいですよね。癒されて欲しいという気持ちから贈り物をお花にするのも良いのですが、

ちょっと待って!

実は出産祝いはまだ、出産してすぐの時期には気をつけなければなりません。やはり元気な子供を生んだとはいえ無理のできない時期が少なくとも1ヶ月、初めてママになった方は3ヶ月くらいは余裕が無いことも多いです。そんなときに、「手間のかかるもの」や「縁起の悪いもの」などもしかしたら気分が悪くなる贈り物はNGです。タブーとなるお花を避けて気分が良くなるお花を渡してあげましょう。

今回はもしかしたら嫌な気持ちになる方もいるかも、というグレーゾーンのお花も含めて出産祝いのタブーのお花について考えてみたいとおもいます。

出産直後は避けておきたいお花

出産直後に避けておきたいお祝いのお花を紹介していきます。

出産祝いに避けたいお花
  • 赤い花
  • 白・青・紫を基調の花の組み合わせ
  • 香りのある花
  • 下向きの花
  • 菊の花

赤い花はNG

赤い花は女性らしい色ですし、問題ないようではありますが出産直後はやめておいた方がいい花の色です。元気が出る色である一方で手術をした可能性のある方、あるいはその家族にとっては血を連想させてしまう可能性があります。出産の分娩中の様子はいくら仲が良いといっても、知らされる部分ではないのでデリケートに扱っておくほうが懸命でしょう。

痛みやつらさを思い出させないようにしてあげる心遣いが大切です。

また、血を連想しなくても、強すぎる色合いやショッキングカラーは刺激が強い可能性があります。もしお花をプレゼントする場合には優しい色合いのものを選んであげましょう。

「白・青・紫」暗い組み合わせの花はNG

白・青・紫の組み合わせって暗いですよね。出産祝いなのですから華やかにしてあげましょう。普段シックな色合いが好きだからという理由でプレゼントをするのも良いですが、この組み合わせのお花は「お供えの花の色」とされてやや仏事を彷彿とさせてしまいます。

特に出産は人生でも貴重な瞬間ですので、普段の好みよりも無難なお祝いの品にしたほうが良いです。

お見舞いに行くときに持っていくお祝いのお花は、当人が世話できない可能性があります。そんなときにそのご家族の方が嫌な思いをしなくてすむように配慮してあげると良いでしょう。

香りの強い花はNG

花の香りは癒されるので、持って行ってあげたくなるお花でしょう。ただ、産前産後は女性の感覚が普段とは異なる状態になるため、今まで好きだったお花の香りも気分が悪くなるものに一時的に変わっている可能性もあります。

また、入院している病院が個室であれば良いのですが、大部屋の方もいらっしゃるでしょう。そんなときにはたとえ出産したての友人が問題なくても、周りの新米ママさんたちが皆気に入る香りということは無いでしょう。無意味にリスクをとらずに、香りの弱いものにしておくのが良いです。香りが優しくて出産祝いに向いているお花はスイートピーやフリージア、バラです。大量のお花を贈らない限り、香りが部屋一杯に広がることが無いので安心です。

香りが強い花としてはオリエンタルリリーなどのユリや水仙、チューベローズはNGです。

下向きの花は縁起が悪い

下向きに咲くお花は昔から不吉とされて、病院に持っていくのには縁起が悪いとされます。また赤ちゃんが生まれたばかりの時は免疫など万全といえる状態ではなく、ママは神経質になっています。そんなときに「下向き」⇒「元気がない」という風にされるのはよろしくないでしょう。言いがかりかもしれませんが、縁起をかつぐ人にとってはそういうものだと察してあげましょう。

また、同じ意味で弱々しいお花も避けておくほうが良いです。茎が細くて倒れそうに見えるお花はやめておきましょう。

下向きの花としては、ユリ、水仙、クリスマスローズ、スカビオサ、すずらん、サンダーソニアなどになります。

菊の花は微妙

こちらはタブーとまでは行かないのですが、無理に入れないほうが良いというお花です。菊の花は現代の日本のイメージはお供え物としてのお花という印象が強いです。せっかくの誕生を祝う場所でしたら、あえて仏事をイメージさせるお花は入れなくても。というのが一般的な考え。

ただ、菊という花は本来は最も格式が高く、お祝いの席で使用されるお花なんです。着物を着る方は菊の模様がよく描かれているのを見ることがあると思います。あれも縁起が良いからなんですよね。一般的な常識と本来の意味のギャップが大きい花なのです。

菊の花の中でも色々な種類があるので、お供え用以外のものでしたら入れても問題ないでしょう。仏事に使用される菊の花は「小菊」「輪菊」の2種類です。やや花びらに厚みがあるお花ですね。一方でマムなど品種改良された菊であれば全く問題ありません。いまでは結婚式の披露宴のフラワーアレンジメントに入れる方は多くいます。

小菊と輪菊の2種類を絶対に入れないこと。これだけ守ればあえて全ての菊を避ける必要はないでしょう。

病院の入院中にタブーとされるお花

ごく親しい親戚や友人は出産した直後の入院時期にお部屋にお見舞いに行くことになるでしょう。病院にいる時に出産祝いを渡したいと考えたときに渡してはいけないお花を紹介します。

入院中にプレゼントすると縁起が悪いものとして有名なのが鉢植えです。

出産直後だけでなく病気で入院されている方も同様なのですが、病院に寝泊りしている方には鉢植えはよろしくない贈り物なんです。理由としては「鉢植え」⇒「根がある」⇒「根付く」⇒「寝付く」という連想をされるためだそうですが、嫌がる方は多いので避けましょう。

特にお花が好きな女性の場合には「切花はかわいそうだから苦手」という方もいらっしゃいます。そんなときには鉢植えも仕方ないかもしれませんが、もし渡したいのであれば退院して余裕が出てから、出産祝いとしてお渡しするほうが良いでしょう。

花の贈り物カテゴリの最新記事