お花は年齢や性別によってさまざまなお花の選び方があります。お花に種類がたくさんあるので、その年代の好みのものを合わせて選んで差し上げられるのがお花が喜ばれやすい贈り物なのでしょうね。今回はお花屋さんに聞いた好みのお花の傾向から選び方の参考になるページを作ってみました。
好みの方が多いというだけですので、特に親しい間柄の場合には好きなお花をメインに考えてあげるなど臨機応変に考えていただくのがよろしいかと思います。それでは見ていきましょう。
女の子世代(15歳未満)
小学生、中学生くらいまでの女の子に花をプレゼントすることを想定しています。この年齢の女性は「ゆめかわいい」と言われるようなパステルカラーでメルヘンな色合いのものが好きな傾向があります。サンリオ好きの方がどれくらいいらっしゃるかわかりませんが、「キキララ」というピンクと水色のキャラクターをご存知の方はそのイメージです。
パステルカラーを構成する、ピンクの濃淡色、水色、薄紫色、白を基本とすると良いでしょう。
選ぶお花の種類は、子供でもなじみのあるお花や絵に描きやすいダリア、マーガレット、バラを入れてあげるのが定番です。形はあまり大きいと疲れてしまいますので、20cm程度の小ぶりのブーケ型の花束が人気です。子供が片手で持ち運べるというのが一つの判断方法になるでしょう。
学生の女性(15~20歳)
特に女性は好みが細かく分かれる傾向があり、高校生くらいの年齢から20代の前半までは、かわいらしい色合いのお花をプレゼントすると良いでしょう。
大きさも家に帰ってからも取り扱いがしやすいコンパクトなアレンジメントがオススメです。お誕生日のお祝いや発表会などのお疲れ会など身内での集まりの時には小さなブーケを渡してあげると良いでしょう。いずれにしてもサイズは15センチくらいの小さめでかわいらしさを表現したものが良いです。
色合いは女の子らしいピンク、オレンジ、黄色、白などを組み合わせて明るい印象のものが人気です。
- マーガレット
- スイートピー
- ガーベラ
社会人の女性(20~40歳)
20歳~40歳の若い女性世代は、学生のときとはことなり色々な面で自立してきています。花の好みもより落ち着いた印象のものが好まれます。色も単純なパステルカラーだけでなく、もう少し深みや優しさが含まれる色合いが好まれます。落ち着いた色調でシックなのですが、その中にもかわいらしさを忘れてはいけません。
花の種類も大輪の花よりも、小ぶりな花をいくつか組み合わせるほうが喜ばれる傾向があります。
また、上品なイメージの他に、好みによってはトロピカルなものやモダンなカッコいいイメージのものも好まれます。これは相手の普段の雰囲気から選んであげましょう。
- バラ(落ち着いた色)
- ラナンキュラス
- スプレーバラ
- チューリップ
- ダリア
- アネモネ
大人の女性(40~70歳)
女性は年齢は上がっても、好みの色自体にはあまり変化がありませんが、30代と比較するとやや明るく華やかなお花を好むようになります。ピンクや赤色は基本として、紫やオレンジなども人気の色になります。
また、この年齢の方は豪華な一点ものが人気です。有名店の花屋さんの花束などブランドを意識したり、大きさについても花束でしたら40センチ程度の大きいものにしましょう。アレンジメントの場合でも重くなりすぎない20センチ程度のものを作って差し上げると良いでしょう。
- バラ(明るい色)
- トルコききょう
- オリエンタルリリー
- アルストロメリア
高齢の女性(70歳以上)
70歳が高齢かどうかはさておき、一般に女性は年齢が70歳近くなるころからはっきりした色合いと大きいサイズを希望する方が非常に多くなる傾向があります。花の種類も大輪のものを入れるほうが豪華さがあって良いでしょう。また、日本の伝統的な花や季節のわかりやすいお花を選んであげると喜んでいただけます。枝物も良く見てくださるので、梅や桃などの伝統的な縁起の良いお花をプレゼントしてみましょう。
- ユリ
- グラジオラス
- マム、アスターなどの菊の系統
- アイリス