個展や展覧会といった作品を展示する場面にお祝いのお花をプレゼントする場面、お花をプレゼントしたいけれどどんな種類を贈ればいいのか悩んでしまいますよね。会場の雰囲気や作品のイメージを壊さずに楽屋花や会場に添えるアレンジメントなどを選ぶのはなかなか難しいでしょう。
今回はそんな個展や展覧会などのアートがならぶ会場に贈るためのお花選びのコツや予算についてお伝えしていきます。
個展にお花を贈るときの注意点
個展などの会場にお花を贈る場合、作品が主役であることをまずは念頭に置く必要があります。あまりに作品や会場の雰囲気から浮いていたり、作品よりも目立ってしまうようなものは絶対に避けなければなりません。
例えば、わびさびを感じさせるような備前焼などの素朴な陶器の作品展に真っ赤なバラのアレンジメントでは明らかに雰囲気が違いすぎますよね。このような状態はせっかくのお花も飾ってもらえない可能性もありますし、最悪の場合には迷惑になってしまいます。
もしお花をプレゼントする関係にある方であればその方の作品の作風をしっかりと把握しておきましょう。
失敗しない個展への楽屋花のプレゼント
もし会場の雰囲気はわかっているけれど、どうしても相性の良い空間にマッチした楽屋花を考えられない場合には会場や作品の写真をお花屋さんに見せて相談するのが良いでしょう。
センスの良いお花を繕ってくれるお店のおすすめはHitoHanaさんです。
このお店は送ったお花の写真を実際にメールでお知らせしてくれるサービスで人気のある、ネットで注文できる有名なお店なんです。このお店はさすがに注文のやり取りが正確でセンスが良いので事前にお花屋さんに直接相談がしやすいです。
近所のお花屋さんでも良いのですが、個人用のお花がメインのお店ということも多いですので、イベント会場に多く楽屋花やアレンジメントを納めている安心できるお店にお願いするのは一案です。
このように何が適しているかが花屋さんのセンスに任せる度合いの大きい場合は、ヘタに注文時にこのお花を使ってほしいなどの希望を伝えなくてもOKです。お花屋さんのセンスを信じて蒔かせきってしまう方がより自由にお花を生けてくれるでしょう。
お花屋さんが見つからない場合
自分の希望通りのお花屋さんが見つからない場合には、どんな場面にも使いやすい胡蝶蘭の鉢植えを使っても良いと思います。胡蝶蘭の花であればどんな会場でも大きく失敗することがないですし、立派なお花ですので格式も維持できるので。
胡蝶蘭を贈る場合でも、ランの種類や花の色は会場の雰囲気や作風をしっかりイメージして選んであげましょう。こちらももちろんお花屋さんに相談してOKです。
展覧会へのお花贈りの予算や内容について
個展や展覧会の会場は大抵の場合、個人の事務所や自宅よりも広いスペースがありますので、会場の大きさに合うお花を贈ることが一番良いです。一方で予算にも限りがあると思いますので大きさと予算が見合わない場合にはお花屋さんと相談するか、ご友人などとお金を出し合うなどの工夫があっても良いでしょう。
・予算の目安:1万円~3万円
・形:アレンジメント、胡蝶蘭の鉢植え