花ギフトのメリットとデメリットについて解説するよ【生花・造花】

花ギフトのメリットとデメリットについて解説するよ【生花・造花】

生花と造花・お花をプレゼントするとき知っておきたいこと

お花ギフトは、花束やアレンジメントなどがありますが、近年では、生花と見間違うほどの造花の登場で、場面に合わせていろいろな選び方ができるようになりました。生花には生花の、造花には造花の良さがありますが、贈り物として選ぶときに知っておきたいこともあります。今回は、生花と造花、お花ギフトとして贈るときのメリット・デメリットをご紹介していきます。

生花のお花ギフトのメリット・デメリット

お花のプレゼントといえば、生きている状態でお渡しする生花ですね。良い点がもちろん多く、長い歴史をみても常に贈り物の代表選手。デメリットも意識しながら安心してお渡しできると良いですね。

生花のお花ギフトのメリット

生花をギフトとしてお渡しする時に、喜ばれるポイントなどメリットを考えていきましょう。

自然の美しさが感動を与える

作り物とは違って自然の力が作り出した芸術品。他に同じお花はあれど、決して2つとして同じデザインがないというところも嬉しいポイントです。アレンジの腕次第でさらに美しくなり、その価値は無限です。

生命の力強さを感じる

今まさに生きているのが生花の特徴ですね。お水を受けて綺麗に咲き続けるお花は生命力そのもの。受け取った方も元気になるでしょう。

一瞬の儚さがあるからこその特別感

生命力があると同時に、お水や栄養がなければ咲き続けることができない存在です。花束に喜ばれるお花の美しさはおよそ1週間でなくなります。思い出と一緒に過去へ消えてゆく様も生花をより美しく感じさせるものになります。

季節感を出すことができる

季節によって咲くお花はそれぞれです。季節に咲くお花を愛でることで、より豊かな生活に変化させることができます。最近では冬の寒い時期にひまわりを花ギフトするなど、あえて違う季節のもので印象を変えることもできますが、やはりその時期のものは本当に美しいですよね。

自然の香りを楽しむことができる

見た目に美しいだけでないのが生花のメリットです。お花ごとに香りがあるので花束の組み合わせで自然のフレグランスを調合することもできます。自然の香りなので気分も健やか。

生花のお花ギフトのデメリット

生きているお花をギフトとしてお渡しするで、少なからずデメリットも存在します。贈る前の確認としてご使用下さい。

水やりなどのお世話が必要である

受ける方が普段家にいないなどお世話が難しい場合には、長く綺麗な状態を保てないというのが一番のデメリットとなります。相手の生活によって世話の少ないものを選ぶなどの配慮ができれば完璧ですね。

一定期間で枯れてしまう

お花は生きているので、どんなに丁寧に扱っても枯れてしまいます。また、傷んでしまったら直すことができないということがあります。

花粉が飛ぶ

お花は花粉を持っているので、病院など環境によってはお渡しするのに気を使う必要があります。飛ばないようにするための処理も存在するので対応してくれているかは、お花屋さんとそうだんしてみてください。

棘のあるお花がある

とげのあるお花は渡した相手が傷ついたり、お洋服を傷めてしまう可能性があります。花ギフトの代表ともいえるバラは以外にも気をつけなければいけない種類です。棘をとる処理をしてもらう必要があるので、購入するときにしっかり確認しておきましょう。

季節によって贈りたい花が手に入るとは限らない

欲しいお花や相手が好きなお花をプレゼントしたいと考えても、育てるのが難しいお花の場合には入手することが出来ない場合があります。旬のお花から選んであげれば長持ちしますので、同じ系統のお花から代わりになるものを選んで差し上げましょう。

香りの強いものは避ける場面がある

花粉と同様に、生きているお花は香りを放っています。狭い場所が想定される楽屋花、飲食店の開店祝い、お見舞い、供花などでは会場の情報などしっかり確認してお渡しすると良いでしょう。

生花のお花ギフトを贈るためのショップ選び

お花ギフトはやはり生花で贈りたいと考えている方がどんなお花屋さんを選べば良いかというと、以下の3点は少なくとも満たしていないといけません。

 

新鮮なお花を取り扱っている
アレンジメントや花束づくりのセンスが良い
希望をしっかり聞いてくれる

お花屋さんはソムリエ的な存在で、しっかりとこちらの意見をくみとってそれを形にできるだけの技術も必要になります。生きているものを扱うので、特に作ってくださるお店の雰囲気は重要なのです。

私が、通販でセンスが良いなといつも感心しているのがHitohanaというお店です。ホームページの写真をご覧いただければわかりますが、一輪のお花ひとつずつを大切にしていることがわかる生け方をしています。

楽屋花などのスタンド花対応からアレンジメントまで、自分でお店に足を運ぶ時間がないときに使うと良いでしょう。

造花のお花ギフトのメリット・デメリット

造花をお花ギフトとしてプレゼントしたいときに考えておくべき、メリットとデメリットを一覧にしておきます。作り物のお花だからこそできることを考えると、むしろ生花よりも喜ばれることもあります。是非参考にしてみてください。

造花のお花ギフトのメリット

水やりなどのお世話の必要がない

手間がかからずお花の美しさを楽しむなら造花は非常に便利です。お水を使わないので衛生的なのもポイントです。

変わらない美しさを長く楽しめる

造花は枯れません。長くお花を楽しみたいという方は最近技術が上がっているアーティフィシャルフラワーを見てみると良いでしょう。

特別な色や形をつくることができる

お花の色が自由に設計できるので、アレンジメントを作るときの組み合わせの可能性が増えます。また、長持ちさせる必要がないので茎を極端に曲げるなど芸術性は高いものが期待できます。

季節に関係なく花を組み合わせできる

造花の場合には一年を通じて入手できますので、お好みの花をプレゼントする事ができます。それでも季節をあわせる方がセンスの良さを感じますけどね。

生花にはない機能をつけられる

光触媒による防臭効果や香り成分による芳香効果などの最新の科学技術を駆使したお花を飾ってもらうことができます。

造花のお花ギフトのデメリット

・生花よりもお値段が高い
・取り扱っているお店が少ない
・生花ほど馴染みがないため喜んでもらえないことも
(贈る相手をしっかりリサーチする必要がある)
・長く飾っていると色あせが起こる
・ほこりがたまる(繊細なつくりのお花は掃除が大変)

良い造花のお花ギフトを贈るためのショップ選び

 

造花をつくる技術が高い
アレンジメントや花束づくりのセンスが良い
希望をしっかり聞いてくれる

生花と似ている部分がありますね。お花のプレゼントの場合には芸術品のようにセンスが問われているということを忘れないようにしたいものです。価格よりも作り手の腕を見極めましょう。

生花と造花、どちらを贈るか迷ったときの判断

その瞬間の喜びや感動を大切にしたいときに、生花のお花ギフトは向いていますね。生花には、やはり生命が宿っていますからパワーがあります。ただ、感動をずっととどめておきたいと考えた場合は、造花も良いでしょう。例えば、プロポーズ。豪華な生バラの花束も感動的ですが、造花のアレンジメントと共に指輪を贈り、お花はずっと思い出として残しておくというのもステキです。

また、贈る相手の生活スタイルによって選ぶという方法もあります。自然に親しみ季節感を楽しむ方には、生花のお花ギフト。お花は好きだけれど、忙しくてお世話がする暇がないという方には、造花のお花ギフトが喜ばれます。

また、お見舞いのお花の新しい形としても、お世話のいらない造花は注目されていますが、造花に馴染みのないご年配の方には、生花のアレンジメントを贈るほうが良いでしょう。

風水的に生花と造花、どちらが良いかを気にされる方がいますが、絶対にどちらが良いということはありません。大切なのは枯れかけの生花や、ほこりのたまった造花など本来の美しさを損なったものがNGとなります。風水的には、空間を常に清浄に保つ気持ちでメンテナンスすることが大切のようです。どちらを贈っても間違いにはなりません。

まとめ

生花と造花のお花ギフトに関して良い点と気にしておく点についてご紹介してきました。

贈り物は自分の気持ちを伝えるものでもありますが、一番大切なのはお相手に喜んでもらうことです。お花ギフトも選べる選択肢が増えている時代だからこそ、贈る相手のことをよく考えて喜んでもらえるものを選びたいですね。

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