楽屋花に困った時は胡蝶蘭で失敗なしになる法則

楽屋花に困った時は胡蝶蘭で失敗なしになる法則

舞台や発表会の開催のお祝いと成功を願う意味をこめて送られるお花を総称して「楽屋花」と呼ぶことがあります。本来は出演者の楽屋に送るというのが楽屋花というものでしたが、最近ではエントランスやロビーなどの会場の入り口付近にあるスタンド花や胡蝶蘭、フラワーアレンジなども楽屋花と呼ばれます。

お花を渡す相手の好みが明らかなときにはアレンジメントやスタンド花でももちろん良いのですが、お花の好みの話はしたことがないという場合も多いはず。

そんなときは「胡蝶蘭」を選べば、その場でがっかりする方はいないでしょうし会場の豪華さをアップさせることにも貢献できるでしょう。

胡蝶蘭を選ぶと失敗がなくなる理由

楽屋花に胡蝶蘭を選ぶと、相手の好みがわからなくても喜んでもらえる理由は実はかなりあるんです。今回は胡蝶蘭がなぜ選ばれているのかについて一緒に確認していきましょう。

お祝いのお花の定番は胡蝶蘭

楽屋花は演者さん、壇上に上る方の成功をお祈りするためにありますが、お花自体にリラックス効果があることから贈り物として使われるようになったようです。視覚と嗅覚に直接影響することができるので、落ち着いた状態で最高のパフォーマンスをしてもらいたいということなのです。スポーツ選手の試合にお花を入れる人は少ないですよね、これは興奮状態にいる方が運動系は調子が上がるということがわかっているからです。

楽屋花の場合にはどんなお花を贈るのが正しいのかという決まりごとがありません。たくさんの種類から選べるという自由度はあるのですが、一方で悩みは大きくなりがち。そんなときに胡蝶蘭はお祝い全般に使われる定番のお花。

胡蝶蘭の花言葉の縁起がいい

胡蝶蘭は花言葉が「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」になります。相手の方へ愛を送って幸せを感じて欲しいという願いが乗せやすいんです。花言葉自体に縁起の良さがでていますし、蝶が舞飛ぶ姿のような蘭という名前自体も飛躍のイメージがあることから縁起がよいとされています。また、胡蝶蘭は色によって、追加される花言葉もあり白い胡蝶蘭は「清純」、ピンクのの花言葉は「あなたを愛します」。胡蝶蘭自体の純粋な愛にさらに愛をプラスすることができるんです。女性から女性への楽屋花にはピンクの胡蝶蘭はおすすめです。

胡蝶蘭は見た目が豪華

会場を華やかにしたいというのは運営をしている全てのスタッフの願いです。お花は殺風景になりがちなエントランスを豪華に彩ることができるので非常に喜んでもらえます。胡蝶蘭は優雅な花の形をしていますよね。蝶のように大きな花びらは厚みがあって他のお花にはない日本のお着物のような上品な美しさがあります。またお祝い事らしい存在感の強さも豪華さを加えるのによい贈り物になるでしょう。

機能面にも優れている

胡蝶蘭は会場を汚さないという点においても楽屋花に向いています。それは「花粉が落ちない」ということ。設営を行っている人たちは開場の直前までレイアウト変更をする可能性もあります。そんなときにお花が動いて花粉が落ちてしまったら掃除をすることになるかもしれません。花びらが落ちない、花粉も少ないというのは移動させやすいという特長が出るんですね。

長期間美しさを保てる

胡蝶蘭が楽屋花や開店祝いなどのお祝い事のギフトとして喜ばれる理由は花の寿命が長いことにもあります。長期公演をするときでも問題なく咲き続けてくれる胡蝶蘭は非常に喜んでもらえます。生花のブーケやアレンジメントの場合にはしっかりとお水の交換と弱った花を除くという世話をしても1週間程度で色があせていきます。胡蝶蘭であれば1ヶ月以上もの間変わらずんい美しく咲いていてくれるんです。この美しさの維持だけでも、縁起がいい感じがしますよね。素晴らしいお花です。

 

胡蝶蘭をお祝い事に贈るときの相場は?

お祝いに楽屋花を胡蝶蘭で贈る場合の金額の相場ですが、個人から出演者個人へ送る場合には1万円~3万円程度です。あまり品質の良くないものを贈るのも胡蝶蘭の場合にはおすすめできませんので、もしお一人にしては少々高いと感じる場合には連名にするなどの方法があります。また、法人からお渡しする場合には2~5万円程度が相場になります。

楽屋花の基本カテゴリの最新記事