小さな楽屋花選びを成功させるポイントは「意味・色・日にち」!その意味とは

小さな楽屋花選びを成功させるポイントは「意味・色・日にち」!その意味とは

楽屋花を贈るとき、かわいいやステキは当たり前、なにか自分なりの意味を込めたいと思いますよね。舞台公演に贈るスタンド花や大きなアレンジメントは、作品の雰囲気などから、イメージカラーを決めて贈ることで、公演を盛り上げたいという気持ちを込めることができます。

舞台だけでなくイベントなどもふくめ、楽屋に贈る小さな楽屋花に、オリジナリティのあるメッセージを込めるには、どんな方法があるでしょうか。つかえるアイデアをご紹介していきます。

⇒舞台へセンスのいいスタンド花のえらび方

「花言葉」をつかう花選びのアイデア

人に花を贈りたいと考える方は、たいてい気になる花言葉。実際に、贈りたい相手と、花と、花言葉をベストマッチングさせるのはかなりむずかしいこともご存じでしょう。

1つのお花に対して、花言葉はたくさんあります。多く知られているのは、フラワーアレンジメントが普及してからつかわれるようになった、西洋から入ってきた花言葉。しかし、日本古来からある和の花言葉や、世界各国の花言葉が存在しています。

いろいろ可能性を広げてさがすことで、どこかにあなたの気持ちを代弁する花言葉や、お花があるのです。こじつけているような印象をもつ方もいるかもしれません。しかし大切なのは、自分の気持ちとお花、そして、贈る相手をむすびつけることができる言葉や意味が存在させることができるということ。

贈る花を決めてから「花言葉」をさがす

それぞれの季節に咲いている花は限られています。贈りたい時期によって、花が限られてしまっている以上、まず、いくつか候補の花を決めてから、花言葉をネットでさがしてみましょう。英語の花言葉まで含めれば、かならず、自分の込めたい想いを代弁した花言葉が見つかるはずです。どんな由来の花言葉なのかをメッセージカードにしてそえて楽屋花を贈ることで、有名ではない花言葉でも、しっかりお花に込めた意味を理解してもらえますよ。

春の花で、花束にしてもかわいいスイートピーの花言葉は、花の姿が蝶のように飛び立つように見えるので「門出」と「別離」があります。このほかに15種類ほどの花言葉ありますが、「これからさらに羽ばたいてほしい」という「門出」の意味でスートピーを贈ったことをしっかり伝えればOKという具合です。

伝えたい言葉を決めて「逆引き花言葉」でしらべる

どうしても伝えたい言葉があるけれど、ピッタリのお花を見つけるのはむずかしい・・・そんな悩みを解決してくれるのが「逆引き花言葉」。花言葉⇒花をさがすことができるサイトは、数多く存在します。伝えたい言葉や、近い意味を持つお花をみつけることができます。しかし、みつけたお花が楽屋花に向いているのか、希望の値段で手に入れることができるのかはわかりませんから、しっかり理解した上で逆引き花言葉を利用してみましょう。

 

逆引き花言葉のつかい方
「あなたの幸せを願っています」を伝えたい。そこで「幸せ」「幸福」を花言葉にもつ花を逆引きしてみると、アキノキリンソウ、フサスグリ、キショウブ、カキツバタ、クンシラン、スズラン、フクジュソウ、ヤグルマソウ、マルメロ、クチナシのほか、全部で20種類ほど。

きっと知らないお花もいっぱいありますよね。この中からえらぶのはなかなか大変。季節が合えば、なじみのあるところで「スズランだけのカワイイ小さな花束」にメッセージをそえて贈ってみるという感じがオススメです。

「色」を使った花選びのアイデア

花に込められた言葉同様に、色に込められた言葉「色言葉」というものも存在します。

小さなアレンジメントでも複数の種類のお花をつかってつくられます。花言葉にしばられずにステキな色言葉や色が意味するメッセージをさがして、イメージカラーを決めて花束やアレンジメントを贈るのも良いでしょう。

花言葉と同じで、色言葉にかんしても1つの色に対していろいろな観点からの意味があるので、お花の色と伝えたいメッセージを関連付けることが可能なのです。

 

色を使った花選びのつかい方
「紫」の色言葉は、ポジティブな意味でさがすと「高貴」「神秘」「感性」「上品」「魅力的」などがあります。

男性にカッコよくてシックな紫ベースのアレンジメントを贈るときに「あなたをイメージした色の楽屋花です。紫には神秘や高貴の意味があるのですよ」とメッセージをそえてみるだけで、ちょっと個性が出せますね。

「日にち」をつかうアイデア

お花に関連していえば、365日の1日1日に誕生花というものがあります。また、バースデーカラーというものもあるのです。

花言葉、色言葉同様、1日に対していくつかの種類があります。また、その日に生まれた人の特徴などを占ったものなど、贈りたい相手の誕生日と関連付けることで「あなたの誕生日のお花をえらびました」というステキな意味が生まれます。

誕生日に限らず、公演やイベントの「開催日」に合わせるという方法もあります。誕生石から派生した12色の誕生月カラーや、バースデーカラーというものもあって、色と12カ月、365日を組み合わせて、自分なりの意味をもたせることができます。

 

日にちによる花選びのつかい方
例えば、1月11日に開催されるグループ結成イベントへ贈る楽屋花を贈ることを想定します。

1月11日の誕生花は「ミスミソウ」「セリ」「ピンクのカーネーション」「ガーベラ」などがあります。バースデーカラーは、ちょっとグレーがかった緑色「ミストグリーン」。色言葉は「努力・才能・勇気」、この日を誕生日にもつ人の特徴「新時代をつくる理想的な人」など、日にちでさがすだけでもいろいろなメッセージが出てきます。

ミスミソウやセリは、花束やアレンジメントにするのはむずかしそう。白のガーベラは少しグリーンがかっていますから、ガーベラメインにして葉ものをつかったグリーン多めのアレンジメントを楽屋花にして、メッセージの中に誕生日のネタをからめてみるとセンスが良いですよね。

まとめ

お花えらびでいちばん大切なのは、まず、あなたの気持ちです。今回ご紹介したアイデアは、その気持ちをわかりやすく形にする方法にすぎません。

「ステキなお花をみつけたのであなたに贈りたかった。」「このお花があなたに似会うと思いました。」という素直な気持ちだけでも充分なのです。

とり入れられそうなアイデアがあれば、お花えらびの楽しいアクセントとして活用してください。でも、ピッタリくる方法やお花が見つからなければ、自分の直感で決めた楽屋花に素直な言葉をそえればOK。あまり悩んでお花えらびに疲れてしまったらもったいない。贈る相手の喜ぶ顔を思いうかべて、楽屋花えらびを楽しんでくださいね。

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